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サモトラケのニケ

Artiste inconnu

『サモトラケのニケ』(フランス語: Victoire de Samothrace, 英語: Winged Victory, ギリシア語: Νίκη της Σαμοθράκης)は、

ヘレニズム期の大理石彫刻。翼のはえた勝利の女神ニケ(ニーケー)が空から船のへさきへと降り立った様子を表現した彫像である。1863年に(エーゲ海の)サモトラケ島(現在のサモトラキ島)で発見された。頭部と両腕は失われている。フランスのルーブル美術館が所蔵している。

概要 動的な姿態と、巧みな「ひだ」の表現で知られており、ギリシャ彫刻の傑作とされる。

大理石製で、高さは244cmである。

最初の発見は1863年で、フランス領事シャルル・シャンポワゾによって、胴体部分と総数1118点の片翼の断片が発見され復元された。像は1884年にルーヴル美術館の『ダリュの階段踊り場』に展示され、現在に至る。

1950年に右手が発見され、ルーヴル美術館に保管されている。その手は大きく広げられている。

紀元前190年頃の制作とも推定され、ロードス島の人々が、シリアのアンティオコス3世との戦いで勝利できたので、勝利の女神ニケ(ニーケー)に感謝して、サモスラキ島のカベイロス神域の近くに立てた像と(も)推定されているがそのいわれや制作年に関しては諸説ある。→#年代と作者の推測

c. 200–190 BC
Ship: grey marble from Lartos | Statue: parian marble
5.12 x 3.28 x 4.76 m
MA2369
画像とテキストは Wikipedia, 2023 から提供

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ルーブル美術館
ルーブル美術館
常設コレクション